さくらんぼの一番美味しい食べ方。
夏になると楽しみなのが、キャンプやBBQ!
というのは嘘で、私は根っからのインドア派です。
でも、若い頃は「アウトドアも楽しめちゃう私」に憧れていて、アウトドアも好きだと思い込もうとしていました。
本当は、自然の中で食べる焦げたお肉のBBQより、素敵なレストランで食べる鴨のコンフィの方が好き。
そいうのって恥ずかしいって、思っていたんです。
でも、私はそういう恥ずかしいタイプ。
同じように「お菓子作りが好きな私」になりたくて、
大学生の頃はお菓子教室にも通っていたけれど、
自分で作る不細工なお菓子より、
プロが作った、美しくて、美味しいお菓子が好きなんです。
本当にアウトドアが好きな方や、お菓子作りが好きな方は、素直にステキだなあって思います。
むしろ、いまだに憧れています。
でも自分は残念ながら違うんです。
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インドア派の私が、唯一心から楽しめるアウトドアが「くだもの狩り」。
イチゴや、ぶどう、梨、
中でも、さくらんぼ狩り、
特に、「佐藤錦」狩りに興奮します。
山形で佐藤錦狩りをした時に、本当に美味しくて、甘くて、山形に住もうと思ったくらい。
さくらんぼって、どう食べても美味しいんですけど、
一番美味しい食べ方があるんです。
それは、2つずつ食べる、です。
ただ2つを同時に食べればいいわけではないんですよっ。
口の中の左右に1つずつ入れて、
2つを同時に噛み締めて、
さくらんぼのヘタを左右同時に引っ張ってとって、モグモグします。
それだけで、1つずつ食べる時とは比べものにならないほど、口中がさくらんぼだらけになり、
なぜか、さくらんぼ狩りをしているような気分になれるんです。
小学生の甥っ子に教えたら、大興奮していました。
ちなみに、
3つずつ、4つずつ食べたらさらに美味しくなるのではないかは、甥っ子と検証済みで、
確かにさくらんぼだらけ感はアップしますが、
一番美味しいのは2つずつだと実証されました。
家にいながら、さくらんぼ狩りが楽しめるので、ぜひお試しください♪
私は普段よりちょっと贅沢なフルーツは、新宿伊勢丹で買います。
生鮮コーナーの季節のフルーツは、デパートの中ではお手ごろで、美味しいのに当たる確率が高いです。
こちらは4〜500g程度で1,700円でした。
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アウトドアも楽しめちゃう私、
お菓子作りが好きな私、
そんな私はもういなくなりましたが、
時々顔を出す、丁寧な暮らしをしちゃう私。
本当は「丁寧」より「便利」を優先しますけどね。
中年になっても、まだまだ捨てきれない私がいて、煩悩は続きます。
でも仕方ないんです。
だって人間だもの。
さくらんぼを食べて、相田みつをになったところで今夜はおしまいです。
早く梅雨が明けるといいですね🌈