蜜柑の買い物、時々おやつ。

欲しいもの、食べたいおやつがまだまだあるよ。

小さい・小さい・私のシャネル。3つ折り財布、その使い心地。

シャネル 財布 三つ折り

大人になったら、シャネルの黒いマトラッセを買おうとずっと思いながら、未入手のまますっかり中年になってしまいました。

 

無駄な贅肉のないバレリーナのような体に、シンプルなデニムとジャケットを合わせて、口紅はボルドー、バッグはシャネル。

 

妄想の中の私は相当スタイリッシュです。

 

昨年の消費増税前、なんとなくのぞいた銀座三越2階の小さなシャネルコーナー。この小さな3つ折り財布が、目にとまりました。

シャネル 三つ折り財布

 

私はもともとお財布は長財布派だったのですが、2年前に2つ折りに変更、その身軽さがすっかり気に入り、次はさらに小さい3つ折りにしようと思っていた時期でした。

 

本当はスムースなラム素材が欲しかったのですが、残っていたのはエンボスタイプのキャビア。

 

結果として、お財布は毎日雑に使うものなので、傷の目立たないキャビアは正解でした。税込で10万円弱。サイズは約横10.5×縦7.5×幅4.5cm。カード入れが6箇所あり、コイン入れは外側なので出し入れもスムーズ、コンパクトながら必要なものはすべて入ります。

シャネル 財布の内側

 

ロゴ部分は控えめにひかるシャンパンゴールド。内側はボルドーにも見える、落ち着いたブラウンです。

 

流行りの3つ折りはいろんなブランドから出ていますが、意外とシャネルのこのタイプは人と被らないのも魅力です。

 

また、3つ折りは、コイン入れが付いていないものや、お札を畳まないと収納できないタイプなど、仕様に結構違いがあります。2つ折りと同じように使用したい方には、こちらはとてもおススメです。

 

シャネル自体はとても使いやすいのですが、使ってわかった「3つ折り」のデメリットが2つ。

 

3つ折りは、縦横サイズが小さくても厚みがでるため、薄いクラッチバッグなどには収納しずらいです。

 

また、あたりまえですがお札が3つに折れ曲がります。お昼にラーメン屋さんの券売機で、3つに折れたお札がなかなか入らず、後ろにおじさん数人の列ができて汗をかきました。

シャネル 財布の厚み

 

私が購入したのは、銀座三越2階のエスカレーターわきにある、小さなシャネルコーナー。

 

海外からの観光客が多く、混雑していてお買い物しずらい感じがしますが、小さくても売れ筋が揃っています。敷居が低く、私のようにせいぜいお財布くらいしか買えなくても、コンパクトで見やすくておススメです。平日の夕方は比較的空いていて、店員さんも親切です。

 

バッグは未入手のまま、手が届いたのはお財布でしたが、バッグを買う時も素材はキャビアがいいかなと、ちょっとした予習になりました。

 

パンフレットはだいぶ以前、シャネルのショップでもらったもの。写真だとわかりずらいのですが、表紙のバッグがレリーフになっていて、とても・とても凝っています。あまりに素敵だったのでずっと保管していましたが、ただで配布するとは思えないクオリティです。

シャネル パンフレット

 

シャネル=バブル、シャネル=派手、のようなイメージをされることもありますが、私にとってシャネルはこのパンフレットのように、物作りにすごくこだわっているイメージです。

 

晩年のココ・シャネルは、お気に入りのスーツ数着とバッグのみでホテル暮らしをしていたとか。

 

たくさんのシャネルバッグを持ってます!というのもうらやましい限りですが、ムーミンママがいつも同じ黒いバッグを持っていたように、私も「お気に入りを1つ」を持ちたいです。

ムーミンままのバッグ