コロポックル用のクッキー。カリカリ、サクサク、ポリポリ。代官山シェリュイ580円。
高校生の頃、憧れの街No.1は代官山でした。当時はまだ同潤会アパートも残っていて、おしゃれな雑貨や古着のショップが並ぶオリーブ少女の聖地。おしゃれキメキメで背伸びして行きたい街でした。
最近は代官山も随分変わりましたが、私が高校生になるずっと前から代官山にあるパン屋さん、シェリュイ。
大人になってあまり代官山にショッピングに行くことがなくなり、シェリュイのパンも食べることがなくなりましたが、数年前、伊勢丹新宿店でシェリュイに再会。パンではなく、小さな一口サイズのクッキー「プティ・フール・セック」です。
バニラ、チョコレート、メレンゲ、シナモン風味。カリカリ、サクサク、ポリポリ。小さくても、味も食感も様々なクッキーが7種類。1種類ずつ味わいながらいただきます。
私がよく買うのは筒入りのプティ・フール・セック580円。プチギフトには缶入り1350円もオススメです。
ちなみに、伊勢丹新宿店にシェリュイの店舗があるわけではなく、地下1階、全国の銘菓が集められた「名匠銘菓」のコーナーで売られています。
塩味の小粒パイが入った「プティ・サレ・アペリティーフ」も人気があるそう。お茶にはもちろん、ワインやビールなどお酒にもぴったり。
ホームページで確認すると
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フランスではちょっとしたパーティーに古くからカナッペやプティサレアペリティーフ、或いはプティコクテルという小さな塩味のパイを用います。そのプティサレアペリティーフをひと工夫して、さらに小さくし小粒にしたのがシェリュイの『プティ・サレ・アペリティーフ』です。
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とあります。
そうそう、高校生の頃の憧れは「フランス」「パリ」。代官山のカフェやシェリュイに、まだ見ぬパリの面影を重ねていたのかもしれません。大学生になってはじめて訪れたヨーロッパは、もちろんパリ。
シェリュイは令和の今となっては普通のパン屋さんですが、平成のはじまりに高校生だった私にとっては、代官山にあることも手伝ってとてもオシャレなイメージでした。
また、私はミニチュアのような、コロポックル・サイズの食べ物が大好き。例えば、プチフールや点々の餃子、まい泉のミニかつバーガーなどなど。このクッキーもサイズの可愛さが気になり手に取りました。
夜寝る前、小さなお皿に「プティ・フール・セック」を用意しておくと、コロポックルが食べに来るという都市伝説。
おじさんのコロポックルに会いたいなら、塩味の小粒パイ「プティ・サレ・アペリティーフ」もご用意を。ワイングラスを片手にもった、おしゃれなパリジャン風のコロポックルに出会えるかもしれません。
それでは、おやすみなさい。
▼シェリュイ代官山店
東京都渋谷区猿楽町23-2
http://www.chez-lui.com/shop/daikanyama.html