カルピスの思い出。背徳と恍惚と。
子供の頃はどんな「おやつ」が好きでしたか?
私のおやつはいつも母の手作りでした。というのは憧れで、実際は市販のお菓子食べ放題でした。
ポテトチップ(湖池屋のりしお)でしょ、グリコアーモンドチョコレートでしょ、餅太郎でしょ、ハートチップルでしょ、ルマンドでしょ。
1000文字分程度はすぐに羅列することができます。1つ1つの思い出を語ったらすぐ2万字程度になります。
写真・手前の子豚が私です(流行りのパラサイト風に目隠ししてみました)。
この頃はさすがにまだお菓子は食べていなかったと思いますが(たまごボーロくらいは食べていたでしょうか)、記憶にある、一番初めに中毒にかかった糖質は「カルピス」です。
小さい頃は「カルピス」と言いづらくて「カッピス」と呼んでいて、いつの間にか我が家では「カルピス」は「カッピス」が正式名称になりました。
当時は、哺乳瓶で飲むカッピスがサイコーで、たまりませんでした。もう赤ちゃんではないのに哺乳瓶を使うという後ろめたさ。初めて憶えた背徳感。
中学生の不良がタバコを吸う感覚に近いのかもしれません。隠れて吸うのがいいんだよね。カッピスと同じだよ。
カルピスウォーターなんてもちろんなくて、瓶入りの希釈タイプ。ラベル何枚かで応募できる「ニワトリのバッグ」があって、応募して当てたんです。
なんでカルピスで鳥のバッグだったのか、本当にカルピスの応募だったのかもはや定かではありませんが、とにかくいっつも持ち歩いていました。
↑これです、この時手に持っているバッグです!
どなたかこのバッグについて詳細をご存知の方がいらしたら、お知らせ下さい。年代は画像からお察しいただけると幸いです。
今は液体ではなく固形のキャンディでカルピスを摂取。小さいパック入りをコンビニ(ファミマでよく見る気がします)で見つけてからのお気に入り。
わざと「チュパチュパ」音を立てて舐めると、哺乳瓶に近しい効果が(オフィスではお控え下さい)。
ストレスレベルに合わせて、哺乳瓶で液体か、固形をチュパチュパするかお選びください。
本当は今日は全然別のおやつを語るつもりが、カルピスに転んでゴロゴロ転がって、カッピスで終わってしまいました。
おかげで懐かしい写真が見られて、哺乳瓶以上のアルファ波を感じることができました。
それでは、みなさまも良い週末を。