蜜柑の買い物、時々おやつ。

欲しいもの、食べたいおやつがまだまだあるよ。

ごちそうエビフライ。日本橋三越の特別食堂。

日本橋三越 特別食堂 エビフライ

竜宮城に行ったなら、ふるまって欲しいのが尾頭付きのエビフライ。鯛や平目のお造りよりもエビフライ。乙姫さまお手製のタルタルソース付きでね。

 

日本橋三越本館7階・特別食堂の「海老フライ膳」、4,400円。

 

これが私にとっての理想的な、ごちそうエビフライです。私が乙姫さまだったら、このエビフライで皆さんをもてなします。

 

ごちそうエビフライには3つの要望があります。

 

【要望1】「ごちそう」なので、エビには尾頭がほしい。

 

大丈夫です。三越は大きな尾頭付きです。「エビ」ではなく「海老」フライと表現するところに、こだわりが感じられます。

 

【要望2】衣がベタっとしないようタルタルソースは別添えで。とんかつソースも欲しい。

 

お任せください。三越では、タルタルソース、とんかつソース、からしが別添えで付いてきます。

 

【要望3】洋食屋さんの和食なので、ごはんとお味噌汁がほしい。

 

もちろんです。三越はデフォルトでごはんとお味噌汁がセットになっています。

日本橋三越 特別食堂 海老フライ膳

 

私の要望すべてがかなう三越の「海老フライ膳」。さらに粗いパン粉ではなく、キメ細やかなパン粉で、ファーストバイトはカリッカリッ。

 

ああ、これ、これ。やっぱり、ごちそうエビフライは、これじゃなくちゃ。

 

時々、メニューからエビフライがなくなっていることがありますが、店員さんに尋ねると「ご用意できます」と必ず言ってくれます(私調べ)。しがない庶民の私の要望を、全て聞いてくれる三越の特別食堂。

 

あぁ、竜宮城って三越のことなのかも。。。

 

デザートはいつもクレープ・ジュゼット。1650円。2枚入りを、2人でシェア。コーヒーが出て来る前に食べ切ってしまいました。

日本橋三越 特別食堂 クレープ・ジュゼット

 

アンリ・シャルパンティエなどデザート専門店ではよく見かけますよね。ワゴンが出てきて、目の前で炎のパフォーマンスしてくれるデザートです。三越はパフォーマンスはありませんが、リキュールが効きすぎることもなく、爽やかなオレンジが香り、さっぱりとしていて美味しいぃぃぃぃ。

 

アイスがのっていたりするものもありますが、三越はシンプル・イズ・ベスト。

 

会社で辛いことがあると、クレープ・ジュゼットを思い浮かべながら、瞑想状態に入ります。たいがいの困難は、クレープ・ジュゼットの瞑想で乗り越えられます。

 

日本橋三越と高島屋の特別食堂は、似たもの同士として比較されることがありますが、私にとっては全然別物です。

 

エビフライに関しては三越の圧倒的勝利。高島屋はタルタルソースのみですし、お味噌汁も付いてないですし(確かお味噌汁ではなくスープ)、海老そのもの三越の方が大きいです。

 

もちろん、高島屋にもおいしいメニューはあります!むしろ三越よりあるかも!?

 

そして、なぜか高島屋の方がすごく混雑します。お昼は1時間近く待たされることもしばしば。三越はたいがい10分程度の待ち時間で入れます。

 

三越の特別食堂のインテリアは独特。昔から天井が低くて、昼ドラのセットのようなニセモノ感が漂うのが不思議です。写真に写る人がエキストラに見えてきます。

 

でも、アイロンのパリッとかかった白いクロスや、テーブルの一輪挿しの生花、ピカピカのカトラリーなどは、老舗ホテルの雰囲気です。

日本橋三越 特別食堂 インテリア

 

一方、高島屋の特別食堂のインテリアはブラウン調でシック。安心感・高級感のある内装です。昼ドラのセットには見えません。

 

なんていったらいいのでしょう。高島屋はより人間に好まれる要素が多い感じ?

 

やっぱり、竜宮城って三越の特別食堂のことなのかも。人間には違和感のある作りになっているのかもしれませんね。

 

そして、今なら竜宮城の前には、バレンタインの特設開場が広がっています。お土産の玉手箱かわりにチョコレートをぜひどうぞ。

 

▼日本橋三越 特別食堂 (本館7階)

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