不幸な月曜日と、幸福なスコーンの話し。清澄白河をてくてく。
今週の月曜日。お天気も良く、気分も良く、仕事も忙しくない。
そうだ、美術館に行こう。
突然、午後半休をとって、ずっと行きたかった展覧会に行くことにしました。
働き方改革、ありがとう。
国立現代美術館で開催されているミナペルホネンの展覧会「つづく」。素敵な、素敵すぎるテキスタイルで知られるミナペルホネンの作品を一堂に観られるとあって、休日はかなり混雑。2月中旬までなのでどうしても行きたかったんです。
東西線の木場駅から都バスに乗って、国立現代美術館前で下車。広大な木場公園内にあります。バスを降りると、ほとんど人がいません。あれ?空いてるな?と思って美術館の前に行くと、立入禁止の札とともに、鎖がはられています。ガラス張りの館内にも人の姿が見えません。
あれ?あれ?
そうなんです、月曜日は休館日でした(大泣)。
ちょっと冷静になろうと、木場公園内のベンチに腰掛け日光浴。
そうだ、清澄白河界隈を散歩して帰ろう。
Google Mapを片手に清澄白河方面に迎います。ランチもとらないまま、午後2時近く。素敵なカフェを見つけたら入ってみようと、てくてく、てくてく。
途中、ハンバーガー専門店やトースト専門店など気になるお店がありましたが、もう少し歩いてみよう。
ブルーボトルコーヒーを過ぎたあたりで発見したカフェ「fukadaso cafe」。この界隈らしい(?)大きなプレハブの工場跡地のような外観に、水色の木枠のかわいい扉。
きっと中はオシャレに違いない。「アボカドのオープンサンド」とかあるに違いない。
中はイメージ通りのオシャレな雰囲気。先にレジでお金を払ってオーダーするシステムです。
メニューを見ると、パンケーキ。「ふむふむ」。チーズケーキ。「ふむふむ」。
あれ?あれ?
しょっぱいメニューがありません(涙)。
お腹ペコペコの状態で甘いものは辛いと思いましたが、お店に入ってしまったので、一番甘くなさそうなスコーンとコーヒーを頼んでみました。
じゃじゃ~ん。食べてみると、スコーンにはブルーベリージャムと生クリームが添えられていて、素朴で美味しい。
店員さんもすこぶる感じがよく、ソファもふかふか。ゆっくりコーヒーを飲みながら、仕事をサボった午後、読書を楽しみました。こんなカフェが地元にあったらなぁ。
カフェを出たのが3時過ぎ。清澄白河のお隣、森下に元祖カレーパンで有名なパン屋さん「カトレア」があります。一度もらったことがあり美味しかったので、お土産に買ってかえることに。
清澄白河から森下まで、てくてく、てくてく。
Google Mapではカトレアはもうすぐ、あれ?ないな?
がーん、お休みでシャッターが閉まっていたのに気が付かず、通り過ぎていました(号泣)。
あっぁぁぁぁぁ、今日はついていない。
でもスコーンは美味しかったです。清澄白河散策の際はぜひ!
▼fukadaso cafe
東京都江東区平野1-9-7
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線『清澄白河』A3出口より徒歩5分